こんにちは、Taka です。
2019年の9月に PMP を取得してしばらく経ちました。
更新は 2022 年なので、まだ余裕はあるのですが、最近 担当しているプロジェクトが落ち着いているので、今のうちに更新についてまとめて、PDU 獲得にむけて動き出そうと思います。
what you learn
PMP 資格は取得後も、教育と専門職へのギブバック活動で PDU を獲得して、3年ごとに更新する必要があります。CCR プログラムと言われ、主な目的は以下の通りです。
• 資格保有者の継続的な学習と職務能力開発を強化すること
• 資格認定を受けた実務者の妥当性を確保するために、職務能力開発分野の方向性を提示すること
• 個別学習の機会を奨励し評価すること
• 専門能力開発活動を実施し記録する仕組みを提供すること
• PMI 資格の世界的な認知と価値を維持すること
引用元:CCR ハンドブック
Professional Development Units の略で、教育・専門職へのギブバック活動分野での活動を表す単位です。活動に携わった1時間を 1 PDU としています。より細かいルールはハンドブックの Ways to Earn PDUs に記載されています。
また、端数計算も可能で、15 分なら 0.25 PDU として PMI 本部の CCR レコード・オフィス に申請します。
申請する場合は、監査で必要な書類もあるようです。例えば、オンラインコースの場合は、受講申込書や受講証明書、読書なら読書内容と日付が記載された学習記録などです。
CCR プロセスをガイドするオンラインツールを意味しています。資格の更新サイクルや現状の PDU 、イベントの検索、PDU の報告などができます。 CCRS Web サイト にログインすると以下のようなダッシュボードが見れます。(初期画面)
更新には以下の必要条件があります。
60 PDU 以上集めたら、次のサイクルに持ち越し可能です。
たとえば3年で 80 PDU 集めたら、20 PDU は次の 3年サイクルに持ち越せます。これはうれしいですね。
ただし、専門職へのギブバック活動分野 で集められる PDU は最大 25 PDU となっており、実務者として仕事をする(Work as a Practitioner) については持ち越しできない のは注意が必要です。 PM 業務だけやっていたら、PDU がたまるわけではないということですね。
大まかな流れは PMI Japan の公式ページに記載がありましたので、そのまま引用。
引用元:資格の更新について
PMI 非会員だと 150 US ドル、PMI 会員だと 60 USドルです。PMI 会員は年更新なので、最初の1年だけ会員になってからその間に 60 PDU 集めてしまったほうがよさそうですね。
もし3年サイクル中に、60 PDU 満たない場合は、資格は翌年1年間サスペンドされます。この期間中は、PMPを名乗ることは禁止されていますが、その間に学習などで PDU を 60 以上にすれば、更新することができます。
このサスペンド期間が過ぎても 60 PDU を満たさなかった場合は、資格を喪失して、再受験が必要になります。できればこの状態にならないようにしたいですね。
ハンドブックのおかげで、何をすべきかクリアになったので、さっそく学習を続けて、PDU 獲得を始めます。
主な戦略としては
教育分野 – 54 PDU
専門職へのギブバック活動分野 – 18 PDU
これで、60 PDU 以上獲得する予定です。
さっそく、合格後に書いたブログ記事を2記事(PMP資格取得 PMBOK第6版(コスト) と PMP資格取得 PMBOK第6版(コスト))を 1 PDU ずつで申請したら Approved されました。よかった!
あと、58 PDU です。3年間で 58 時間程度であれば何とかなりそうですね。
それでは、今回はここまで!