こんにちは。Takaです。
前回の記事で、xServer の準備から WordPress のインストールまでをご紹介しました。
WordPress のインストールが完了したので、テーマの選定とプラグインを追加して、
ブログをいつでも書き始められるように準備していきます。
テーマやプラグインの選択肢がはっきり言って多いです。用途・目的・状況の変化により必要・不要になることが多々あります。
この記事では、現時点でのおすすめを書いていますが、時間の経過とともに変わることがありますのでご了承ください。もちろん必要に応じて更新をする次第です。
それでは、はじめていきましょう。
WordPress のテーマを決めよう
それでは、まず WordPress のテーマを決めていきます。WordPress のダッシュボードへアクセスしてください。左ペインより、「外観」をクリックします。

「テーマ」が開かれると思いますが、ここでサイトのテーマを設定します。無料テーマを利用したい場合は、左上の「新規追加」をクリックしてテーマを選択します。

気に入ったテーマがあれば、「インストール」をクリック。WordPress のテーマとして使えます。インストールしたテーマを適用する場合は「有効化」をクリックします。

なお、テーマはまず大きく「無料」と「有料」があります。無料のテーマは、有料に比べてシンプルなデザインで、SEO対策やウィジェット(Facebook, Twitter などの SNS ボタンや、最近の記事をサイト右端にまとめるなどの機能)がなかったりとデザインと機能で違いがあります。
もちろん、どんなサイト・ブログにしたいのか?という目的によりテーマにどれくらいお金をかけるかどうかが決まります。無料のテーマであれば、「Lightning」はとても使いやすくシンプルで好きです。
ただ、結構こだわって作りたいと思っているのであれば、早々に有料テーマを購入することがおすすめです。有料テーマだと、「JIN」「STORK」や「DIVER」はおしゃれでいいなと思いました。あとは、TCD の出しているテーマは数も豊富で用途に合わせて利用できます。
ちなみに、この why tech now? のブログは JIN を使っています。以下の公式サイトで書いてある「初心者向き」「きれいなブログがいい」という点で決めました。
- サイトを作ったことがない「初心者」さん
- HTML や CSS が苦手だけど「綺麗なブログ」を作りたい
- 「複数サイト」でテーマを利用したい
- アフィリエイトの「収益化」を加速させたい
もし同じように JIN がいいなと思った方は、JIN のインストール手順を参考、インストールを行ってください。また、JINへのテーマ移行マニュアル!インストール後にやっておきたいこと を読めば、ある程度の設定まで完了できるはずです。
重要なプラグイン
テーマが決まったら、今度はプラグインを追加していきましょう。
プラグインの追加は、左メニューから「プラグイン」をクリックします。
現在インストールされているプラグインが一覧で表示されるので、新規に追加する場合は、「新規追加」をクリックします。

検索ボックスで必要なプラグインの名前を検索して、「今すぐインストール」をクリックするとインストールされます。

インストールしたら「有効化」でプラグインを有効化してください。プラグインによっては、有効化した後に設定が必要なものもあります。
それでは、まずこれだけはインストールしとけ!というおすすめプラグインです。
Akismet Anti-Spam

WordPress に既定で入っているプラグインです。コメント欄へのスパム対策用で使用します。※ Akismet Anti-Spam の設定手順は長いのでまた後ほど。
Broken Link Checker

リンク切れしているページを通知してくれます。プラグインの設定画面でメールアドレスを設定すれば通知が届くようになります。

Google XML Sitemaps

サイトマップ送信を自動化するプラグインです。Google Search Console のサイトマップの設定でサイトマップの設定をしましょう。
WP Multibyte Patch

WordPress の日本語対応で必要になります。
AMP

Google の AMP 対応をしていないテーマの場合は、このプラグインが必要です。必須ではないですが早いタイミングで対応しておくほうがいいかと思います。
便利なプラグイン
プラグインは多すぎると管理が大変なのですが、WordPress の設定ではなく、記事を書くことに時間を使いたい方はインストールするといいかもしれません。結構便利なプラグインです。
Really Simple SSL

SSLの設定をエックスサーバーでしましたが、もしサイトに HTTP でアクセスしても HTTPS にリダイレクトまでしてくれるプラグインです。.htaccessで設定してもいいでのすが、難しいのでヤダという方はこちらを使ってください。
Table of Contents Plus

記事の目次を自動で作成してくれるプラグインです。見出しのどこまでを目次に含めるかなどの設定が可能です。
EWWW Image Optimizer

WordPress にアップロードしたイメージファイル(.jpg, .png など) を一括で圧縮してくれます。Google の Page Speed Insights で写真の圧縮を行うとページスピードが改善するという警告が出ていたので必要と思いインストールしました。
WP Fastest Cache

記事やページの表示が遅くて Google から警告が出る場合に使います。キャッシュの削除やHTML/CSSの圧縮ができます。設定がある程度必要なのですが、それも後ほど。
WP Code Highlight.js

記事にソースコードを書くのであれば入れておいて損はないプラグインです。ソースコードをたくさん書くとプラグインによってはページが重くなるのですが、このプラグインは軽くて気に入っています。
必要かもしれないプラグイン
以前利用していた、もしくは現在検討中のプラグインです。
All in One SEO Pack

WordPress の SEO 対策ができるプラグインで、投稿のSEOや、OGP設定、Google や Bing の Webマスターツールの設定ができるプラグインです。”プラグインおすすめ” で検索すると、ほとんどのおすすめでランキング入りしています。
有料テーマ「JIN」を使うと、同じような SEO対策ができるので、自分のブログではインストールしていませんが、テーマでSEO対策がないのであればインストールしておいたほうがいいかもしれません。
Password Protected

なぜこのプラグインが必要なの?と思われる方もいるかもしれませんが、自分のブログでは使っていました。まだブログのテーマや固定ページ、投稿がそろっていないブログ構築初期に、間違って一般の方がブログにアクセスできないようにパスワード設定してアクセスできないようにしていました。
WordPress セットアップ時から、どんどん公開したいというイケイケな方は不要だと思いますが、自分のように「ある程度のレベルまで作らないと後悔するのが恥ずかしい」というシャイボーイ・シャイガールには、使ってみても損はないプラグインかと…
Password Protected 設定手順
“Password Protected” をプラグインでインストールして、「有効化」をクリックします。

「パスワード保護」の「設定」をクリックします。

「パスワード保護状況」を有効にして「新しいパスワード」に追加したら、「変更を保存」をクリックします。

すると、アクセス時にはパスワードを求められるようになります。

Autoptimize

Javascript, CSS, HTMLの縮小のために使われるプラグインです。JIN のテーマでブログ運用をしていると気になるのが表示スピードで、Page Speed Insights ではモバイルのスコアがあまり良くありませんでしたが、このプラグインをインストールしてみたところ、結構な改善が見受けられました。
ただ、サイトの関連する記事が消えたりして、動作が変になったので様子見にしています。テーマによっては悪さをするプラグインのようなので、慎重にインストールしたほうがいいかもしれません。
テーマ・プラグインの進化は止まらない
Built With が出している統計を見ると、WordPress の世界シェアは 30% 以上となっており、他の CMS (コンテンツ管理システム) とは比較にならないほどのトップシェアになっています。まさに WordPress は現在、世界で最も利用されているCMSになります。

引用元:Built With 「Trends > Content Management System」
豊富なプラグインとテーマがこのランキングを後押ししているのは間違いないでしょう。
これからも進化を続ける WordPress。次はどのようなテーマやプラグインがわたしたちのブログライフを盛り上げてくれるのでしょうか。わくわくがとまりませんね。
それでは、今日はここまで!






