こんにちは、Takaです。
今回は UiPath の変数の設定関連の情報をまとめています。現在 UiPath について勉強中でして、その勉強内容を備忘録としてまとめている内容です。
参考にした学習ツール
UiPath の変数は、フローチャートやシーケンス単位で定義することができます。上位階層で定義された変数は下位階層に引き継がれますが、下位で定義した変数は上位には引き継がれません。これは変数のスコープで定義されています。
まずは UiPath のプロセスでシーケンスを新規追加します。シーケンスを選択して画面下の「変数」をクリック、「変数の作成」をクリックすれば変数を新しく追加できます。
「変数の型」を開くと文字列 (String) や 整数(Int32)などを定義できます。
「型の参照」を選択すると、.Net 変数型を利用することもできるようになる。
decimal で検索して、system.decimal も定義できます。
配列を使う場合は、「Arary[T]」を選択します。どのデータ型の配列にするかを選択できます。Int 32 を選択すれば、整数の配列という変数の型を定義したことになります。
変数の「スコープ」を定義すると、どこで変数を利用可能にするかと設定できます。上述したように、上位階層で定義すれば、下位でも利用可能になります。
右クリックで「注釈の追加」をクリックすれば、変数にコメントをつけることも可能です。
事前に変数に値をいれておくこともできます。もし文字列 (string) 型の変数の場合は、 ダブルクォーテーション (“”) で囲います。
アクティビティで「代入」を検索して、シーケンスに追加します。
右のプロパティを開き「右辺値」上で右クリックをして、「Create Variable」で変数を追加します。この方法は新規に変数を作成する場合です。
既存の変数を利用する場合は、その変数名を入力すれば一覧が表示されるので、選択すればいいです。
テキストファイル内の文字列を読み込んで、その Output を変数として定義しましょう。「テキストファイルを読み込む」アクティビティを追加して右のプロパティの「出力」の「コンテンツ」で変数を定義します。
ここでは、”filestring” という変数を string 型で定義しています。
上述のように、テキストファイルから読み込んだ出力結果を変数に入れると “string” として定義されるが、Generic Value として、複数の型を持つことができる状態にしたい場合は、「アセットの取得」をアクティビティから追加します。
ここで、プロパティで「アセット名」を適当に設定して、「出力」で変数を作成します。ここで作成された変数の型は Generic Value であることがわかります。
テキストで読み込んだ文字列の出力結果をmアセットで Generic Variable として再定義しました。この再定義された “MyAsset” の結果を、例えば文字列で表現する場合は、.ToString を追加すれば可能です。
ここからしばらく基本編が続きます。次は条件分岐(if-else) や Switch について書いていきます。もうちょっとだけ基本編に触れたら、実践的な内容を含めていこうと思います。
それでは!